98年に日本上空通過、06年には1日で7発……北朝鮮ミサイル発射まとめ
金正恩体制でも発射は止まらず
金正恩体制となった2012年4月、北朝鮮はまた人工衛星と称してミサイルを発射。これもテポドン2号の改良型とみられますが、発射は失敗。翌13年には弾道ミサイルを発射する準備を伺わせる動きを見せ、政府も破壊措置命令を出して(非公表)警戒にあたりました。 そして今年、3月26日に中距離弾道ミサイル「ノドン」が2発発射されました。NHKなどの報道によると、小野寺防衛大臣が破壊措置命令を出し、日本海でイージス艦が警戒監視に当たっているといいます。ただし今回も、日朝間交渉の進展に関する配慮があるのか、破壊措置命令は非公表となっており、北朝鮮への対応の難しさが浮き彫りになっています。 破壊措置命令の発令期間は、北朝鮮軍の創建記念日である4月25日までと見られており、今後の動きに注目が集まっています。