犬猫、長~く愛して 福島県獣医師会が長寿ペット表彰制度創設へ
福島県獣医師会は今年度、長寿の犬猫の表彰制度を創設する。飼い主が犬猫を終生にわたり、適正に飼育する重要性や動物愛護に関する意識啓発につなげる。 4日、郡山市のビッグパレットふくしまで開いた総会で決めた。新たな制度では、会員の動物病院が推薦する長寿の犬猫を表彰する。対象となる具体的な年齢などは今後検討する。 県内では、飼い主による犬猫の生態や習性の知識不足、モラルの欠如のため、遺棄や虐待、近隣住民からの苦情などが問題となっている。 県によると、県内の犬猫の殺処分数は2022年度は1227件で前年度から70件増加した。所有者不明の猫の保護や飼い主の高齢化に伴い犬猫を引き取る事例があるという。