センバツ21世紀枠 地区候補校 石橋を表彰 「自覚 さらに強く」 /栃木
来春の第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の「21世紀枠」で関東・東京地区の候補校に選ばれた県立石橋高(瀬端徹校長)の表彰式が23日、下野市石橋の同校で開かれた。 新型コロナウイルスの感染防止対策のため、あいさつなどは校内放送で実施。県高野連の菅野光広会長は「石橋高校は、学業と部活動の両立を果たしている学校として名をはせている。どうか選ばれることを信じて、甲子園で戦える力をつけていただきたい」と述べた。その後、中庭での表彰式で横松誠也主将(2年)が菅野会長から表彰盾を受け取ると、教室から見守っていた生徒らから大きな拍手がわき起こった。 同校の地区候補校選出は第89回、93回大会に続いて3回目。横松主将は「地区の代表としての自覚がさらに強くなった。選手層が厚く、高いレベルで互いに競争できるのが強み。三度目の正直という言葉があるので、何とか自分たちの代で行きたい」と力を込めた。瀬端校長は「高い評価をいただいた意味を十分に理解した上で、やるべきことに真摯(しんし)に向き合い、精進することで、さらなる成長が実現できるよう期待している」と話した。 21世紀枠は全国9地区の候補校から、来年1月27日に開く選考委員会で3校が選ばれる。【鴨田玲奈】