国内最高齢のジャガー 天王寺動物園の「ジャガオ」死ぬ
天王寺動物園(大阪市天王寺区)は、飼育していたオスのジャガー「ジャガオ」が死んだと18日、発表した。ジャガオは22歳で、国内で最高齢のジャガーだった。 【拡大写真と動画】むじゃきな姿を見せるジャガオの子どもたち(2016年5月)
昨夏から急激な老化、白内障による視力低下も
同園によると、ジャガオは昨年夏ごろから老化が急激に進行し、白内障により視力も低下していた。同園では動物舎を改修し、エサの与え方を変更するなど対策をとっていた。 今月16日になって寝室から出ることができなくなり、18日午後3時40分に死んだ。これにより、同園で飼育しているジャガーはメスのルース1頭となった。本日19日から、ジャガー舎前に献花台を設置する。 ジャガオは1995年11月にドイツのドルトムント動物園で生まれた。2002年3月に秋田市大森山動物園から動物園同士が繁殖を目的として動物を貸し借りする「ブリーディングローン」で天王寺動物園にやってきた。そして、ルースとの間に4頭の子をもうけていた。