写真：こどもとIT

KOSENサイバーセキュリティ教育推進センター（K-SEC：KOSEN Security Educational Center）を運営する木更津高等専門学校は、全国の高専生を対象に、CTF（Capture the Flag）形式（※）の大会「KOSENセキュリティコンテスト2024」を開催する。 【画像】木更津高専（千葉県木更津市） ※課題の中から答えとなる「旗」を見つけて得点を競う形式 開催日時は、2024年12月7日（土）の9時～17時（予定）。木更津高専（千葉県木更津市）での現地参加と、オンライン参加を組み合わせたハイブリッド形式での開催となる。 競技方法は、難易度で得点が変わるクイズ形式（Jeopardy形式）。参加対象は、同一校の高等専門学校本科・専攻科在籍の学生からなる4名までのチーム制で、全国から高専CTFの頂点を目指し、サイバーセキュリティの技術を競う。 なお、問題作成や運営については株式会社ラックに業務委託し、株式会社日立製作所、株式会社日立ソリューションズ、株式会社日立ソリューションズ・クリエイトから問題提供の協力を得たという。 優勝チームには、日本最大級のCTF大会である「SECCON CTF 13」決勝戦（国内部門）への出場権が与えられる。 K-SECは、これまで高専の行ってきたサイバーセキュリティ教育をさらに高度化し、これからのサイバー空間とフィジカル空間が融合した社会に求められる人材の育成に貢献するために、2023年12月に発足した。現在、木更津高専と高知高専が運営校となっている。 同団体は、サイバーセキュリティ人材育成のためのエコシステム構築、産学連携による高度なサイバーセキュリティ教育とプラス・セキュリティ教育の実践、地域SECUNITY（セキュリティ・コミュニティ）の推進を中心に取り組んでいる。