「日本でプレーする時はいつもハッピー」ツアー6勝の南アフリカ出身・ノリスが1差2位浮上
◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第3日(30日、東京よみうりCC=7002ヤード、パー70) ツアー6勝で南アフリカのショーン・ノリス(42)=JOYXゴルフ倶楽部=は9バーディー、2ボギー、1ダブルボギーのこの日最少65で回り、通算10アンダーで1打差2位に浮上した。2番でチップインバーディーを奪うと、3~5番はいずれも3メートルを沈め、4連続バーディーと序盤からノリノリ。「最初の2日よりもチャンスにつけることができ、パットも決まった」と、トレードマークの長尺パターも好調で喜んだ。 22年3月に母国で欧州ツアー初優勝。その後の出場資格を持ちながら、日本ツアー復帰を決断した。「人も優しく、文化も素晴らしい。食べ物もおいしいしね。日本でプレーする時はいつもハッピーだ」と、この日も大好きな焼き肉を食べに行くと明かした。8月下旬以降で、トップ5入りが5回。5年ぶりの大会出場で日本のメジャー3勝目を視界に捉えて「我慢強くプレーし、良い位置につけたら攻めていきたい」。18、19年に賞金ランク2位となった実力者は不敵に笑った。(岩原 正幸)
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