ホンダが「JMS ビズウィーク2024」に「SmaChari」と「UNI-ONE」を出展
イノベーションをサポートする事業の紹介も
【IGNITION】 「IGNITION」は、従業員の持つ独創的な技術/アイデア/デザインを形にし、社会課題の解決と新しい価値の創造につなげる新事業創出プログラムで、2017年にホンダの研究開発子会社である本田技術研究所でスタートし、2021年には全社に対象を拡大した。 現在では社外のアイデアとホンダの技術や知見を組み合わせることで、より一層、社会課題解決と新しい価値創造につなげることを目指しており、今回の出展では一般公募の中から3テーマを採択し、各々の社会課題の解決に向けて支援するという。 ※採択テーマ ・起立や長距離歩行が困難な下肢運動機能障がい者向けの「すばやい立ち上がり動作」と「立ったままの移動」を実現するモビリティ(Qolo株式会社 江口 洋丞CEO) ・脳卒中患者が手軽に楽しみながらリハビリに取り組める歩行リハビリテーションシステム(国立大学法人筑波大学 バーチャルリアリティ研究室 矢野 博明教授) ・自分好みのビオトープで、ロボットとともに植物を育てることを通して自然に愛着を感じ、環境意識を育むことで自然保護を目指す“ロビオトープ”(独立行政法人国立高等専門学校機構 沼津工業高等専門学校 蔭山 朱鷺氏) ちなみに、3輪電動モビリティ「ストリーモ」も、このIGNITIONから生まれたプロジェクトである。 【Honda Xcelerator Ventures】 「Honda Xcelerator Ventures」は、スタートアップ企業とHondaのコラボレーションを促進するオープンイノベーションプログラムで、日本、北米、欧州、イスラエルなど、グローバルで先進技術を有する多くのベンチャー企業に出資/協業している。 2023年4月には、グローバルでのコーポレートベンチャリング機能を担う「ホンダ・イノベーションズ」を日本に設立し、革新的な技術やアイデアを持つスタートアップへの出資・協業をスピーディーに行える体制を整えた。