大相撲元嘉風・中村親方のキャニオニング中の事故で佐伯市が和解へ 大分
大分放送
大相撲、元嘉風の中村親方が大分県佐伯市の藤河内渓谷で右ひざを負傷した事故を巡る裁判で、市が中村親方と和解する議案を5日の臨時市議会に提出し、可決されました。 【写真を見る】大相撲元嘉風・中村親方のキャニオニング中の事故で佐伯市が和解へ 大分 中村親方は2019年佐伯市の藤河内渓谷でキャニオ二ング中に右ひざを負傷した影響で現役を引退しました。 中村親方はこの活動が「市のPRも兼ねていた」として、市とツアーの事業者らに対し4億8000万円あまりの損害賠償を求める訴えを起こしています。 この事故を巡り市は5日開会した市議会の臨時会で、中村親方側と和解する議案を提出しました。和解案では、和解金額5000万円のうち、市が1650万円を負担するほか、相撲界と佐伯市の発展に向けた相互協力も盛り込まれています。 採決の結果、和解案は賛成多数で可決されました。
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