中ア登頂記念「お山印」7種類 各山小屋で順次販売 長野県駒ケ根観光協会
中央アルプスの登頂記念として御朱印ならぬ「お山印」を集めてもらおうと、長野県駒ケ根観光協会は、主峰の駒ケ岳(2956メートル)をはじめ主要な六つの山と千畳敷の計7種類の「お山印」を作成し、7月1日から順次販売する。販売場所は、それぞれの山の頂上近くにある山小屋で、「手軽に購入できない特別感を味わえるのでは」と同協会。登山客に達成感を味わってもらうとともに、コレクション目的のリピーターの増加も目指す。 用意したのは、「木曽駒ケ岳」「千畳敷カール」のほか将棊頭山、宝剣岳、檜尾岳、空木岳、越百山の7種類。山の名前と簡単な絵が記されていて、山の姿の特徴が一目で分かるデザインになっている。 お山印は縦約14センチ、横約9センチの、はがきサイズ。1枚税込み500円。売り上げの一部は、山小屋の維持管理費や登山道整備費などに充てる。発売日は山小屋によって異なるが、7月半ばには、全ての場所で入手できる予定。購入時に山小屋のスタッフに、登頂の証しとなる小屋印を押してもらう。 26日に駒ケ根市役所で記者発表会があり、人気登山系ユーチューバーのやぎちゃん(30)=長野市=が登場。「記念品はほしいけれど、Tシャツなどは荷物が重くなるので購入しないようにしてきた。お山印は負担にならないので、とっておきの記念になる」と太鼓判を押していた。