永瀬拓矢九段が羽生善治九段下す 4勝1敗で首位並ぶ ALSOK杯第74期王将戦
将棋のALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は14日、東京都渋谷区の将棋会館で挑戦者決定リーグの1局を行い、後手の永瀬拓矢九段(32)が羽生善治九段(54)を100手で下し、4勝1敗で首位に並んだ。 この日までのリーグ成績は以下の通り。 永瀬 拓矢九段 4勝1敗 西田 拓也五段 4勝1敗 近藤 誠也七段 3勝2敗 広瀬 章人九段 3勝2敗 菅井 竜也八段 3勝3敗 羽生 善治九段 1勝4敗 佐々木勇気八段 5敗 この結果、永瀬の残留と羽生の陥落が決まった。来期の羽生は2次予選からのスタートとなる。 リーグは20日の最終一斉対局を残すだけとなった。カードは以下の通り。 羽生―佐々木 永瀬―近藤 広瀬―西田 相星で並ぶ場合は25日にプレーオフを行う。現時点では永瀬、近藤、西田に挑戦の可能性がある。