出場機会に飢える久保建英「どのチーム、どの立場でも試合に出たい」 サッカー日本代表
サッカー日本代表は17日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第6戦の中国戦(19日、福建省アモイ)に向け、練習を行う。 久保が出場機会に飢えている。「どのチーム、どの立場でも試合に出たい」と熱望しながら、4-0で快勝した15日のインドネシア戦はベンチで過ごした。首を長くして待つ出番が巡ってきそうな中国戦に向けて腕を撫す。 所属するレアル・ソシエダードでは10日にスペイン1部で首位を走るバルセロナと対戦し、右ウイングを主戦場に縦へ突破してからのクロスやカットインからのシュートなど躍動した。マン・オブ・ザ・マッチにも選ばれていただけに、日の丸を背負ってピッチに立てないもどかしさは募る。 日本で絶対的な地位は築けていない。右サイドの攻撃的なポジションは堂安(フライブルク)がレギュラーで、現状はダブルトップ下の一角を鎌田(クリスタルパレス)と争う。日本の至宝であっても、史上最も厚い選手層の壁が立ちはだかる。 ジャカルタ入りがチームで最も遅くなり、森保監督は体調も考慮したのだろう。指揮官のチームマネジメントは理解しつつ、「コンディションはすごくいい。試合に出たら特に問題はない」と猛アピール。日本の力になる準備はできている。(アモイ 奥山次郎)