【RISE】GLORY王者ペットパノムルン、白鳥大珠に完封勝利し準決勝進出!
格闘技イベント『RISE WORLD SERIES 2024 FINAL ~GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX~』 2024年12月21日(土)千葉・幕張メッセ イベントホール 【フォト】ペッチ攻勢も白鳥反撃!激闘シーンの数々 ▼第6試合 GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX一回戦① 3分3R延長1R ●白鳥大珠(RISE/日本/RISE WORLD SERIES 2019 ‐61kg 王者、第5代RISEライト級王者) 判定0-3 ※28-29、28-30、27-30 ○ペットパノムルン・キャットムーカオ(GLORY/タイ/GLORY 世界フェザー級王者、初代RISE世界スーパーライト級王者) ※ペットパノムルンが準決勝進出 9月のRISE WS横浜大会でファーパヤップから1R KO勝利を収めた白鳥が世界トーナメントに参戦。組み合わせ抽選で自ら選び、優勝候補のペットパノムルンと1回戦から激突する。 GLORY世界王者との対戦とあって、戦前の下馬評では白鳥不利だが、白鳥は前日の会見で「下克上、絶対に優勝する」と気合十分だ。 1R、ローで蹴り合う両者。ペッチがジワジワと前に詰め、近距離でローを軸に攻勢。白鳥も打ち合いは負けておらず、強烈なボディを返す。しかしペッチのローで白鳥のダメージは大きいか。 2Rもペッチは距離を詰めてローを蹴り続ける。白鳥は顔面前蹴りとバックハンドブローと奇襲攻撃もペッチはしっかりとガード。中盤、ペッチの頭部が白鳥の顔面に当たり、偶発性のバッティングで中断、白鳥は鼻血。再開後、白鳥が前蹴り、フック、ミドルでリズムを作り始めるが、ペッチの圧は弱まらず。白鳥のアッパーがクリーンヒットする場面もあったが、ペッチが押し勝っている印象。 3R、一発一発をフルで当ててくるペッチ。強いフック、ミドル、ローを被弾する白鳥はダメージが明らかだが勝負を諦めず、動きを止めない。後半、白鳥も反撃に転じようとするが、ペッチは巧みな捌きで白鳥の連打を許さず、逆にコツコツとダメージを与えていく。 判定3-0でペッチに軍配、優勝候補筆頭が順当に準決勝進出を決めた。白鳥は力を出しきれず、トーナメント初戦で姿を消した。