CL初勝利は他界したレジェンドへ捧げる…アストン・ビラのエメリ監督「この勝利はギャリー・ショーのもの」
アストン・ビラのウナイ・エメリ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での初勝利をレジェンドに捧げた。クラブ公式サイトが伝えた。 17日、2024-25シーズンのCLが開幕。新フォーマットに変更となった今大会に、アストン・ビラはプレミアリーグ4位となったことで出場を果たした。 チャンピオンズカップ時代には優勝経験があるアストン・ビラだが、チャンピオンズリーグになってから初出場。アウェイでのヤング・ボーイズとの試合は、ユーリ・ティーレマンス、ジェイコブ・ラムジー、アマドゥ・オナナのゴールで0-3と快勝を収めた。 見事にアウェイゲームでCL初勝利を収めたアストン・ビラ。チャンピオンズカップ時代に優勝を経験したレジェンドのギャリー・ショー氏が先日他界した中、エメリ監督はこの勝利をショー宇治に捧げた。 「まず第一に、この勝利はギャリー・ショーのものだ」 「我々はチャンピオンズリーグでも、彼ら(1982年のチーム)のように、勝利することができる。この勝利を祝い、ギャリー・ショーとアストン・ビラのファミリーに捧げたい」 昨シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)を戦い、ベスト4まで勝ち上がっていたアストン・ビラ。その経験から、アウェイゲームの難しさを感じていたが、上手く対処したと振り返った。 「アウェイゲームはいつも難しい。昨シーズンの経験がそれを証明している。我々は90分間、相手をリスペクトしながら集中し、一貫性を保ちながら、非常に良いプレーをした」 「最初の15分間で彼らは攻めはじめた。我々はうまく守り、徐々にピッチに適応していった。常に彼らを尊重しながら、彼らに勝つために自分たちの能力を発揮した」 まずは1勝目。今シーズンはプレミアリーグでも4試合を終えて3勝1敗。第2節でアーセナルには敗れたが、5位につけているまずまずのスタートを切っている。 エメリ監督は、CLを戦っている経験をしっかりと活かしていきたいとし、アウェイまで駆けつけて後押ししてくれるサポーターへの感謝も口にした。 「最も重要なことは、ここで我々が行っているプロセスだ。チャンピオンズリーグのレベルでの経験がない選手もいれば、ある選手もいる」 「我々は新たなやり方を構築し、創り出さなければいけない。昨シーズン、カンファレンスリーグで我々が創り出した方法は、決勝に進めなかったが、素晴らしいものだった」 「我々はあらゆるチームに対する敬意と、アウェイ戦が常に非常に難しいことを踏まえ、チャンピオンズリーグでベストを尽くすために、積み重ねてきた経験を活かしている」 「サポーターはここで我々を応援し、助けてくれている。ヴィラパークから離れた場所でプレーしているときでも、我々は強く、団結していなければならない」
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