《折田楓社長のPR会社》「コンペで5年連続優勝」の広島市は「絶対に出来レースではありません」と回答 斎藤知事の仕事だけ「ボランティア」に高まる違和感
「昨年は地元・兵庫県の『ひょうごe-県民アプリ』なども委託されていて、他にも複数自治体でSNS関連の仕事を受けてきた。折田氏は自治体のSNS運用を次々と請け負っている企業の代表でありながら、斎藤氏の選挙のみボランティアでやっていたという主張は不自然と捉えられても仕方ないと考えられます」(同前) 折田氏の会社が斎藤陣営のSNSを主体的に運用し、対価を受け取っていたら買収の疑いが浮上し、逆に対価を受け取っていなかったら「無償での業務提供」すなわち禁止されている寄付にあたる可能性がある。どちらにしても、SNS運用が得意な会社が「ポスターを作ったりしただけで、SNSの仕事はやっていませんでした」という主張をすることになるのは当然なのかもしれない。 折田氏は先日、テレビ朝日の取材に対して「『答えるな』と言われている」とコメントを避けた。本当にボランティアだったのか――本人から真相が説明される日が待たれる。