「偽善者が!」レジ店員に対して「ありがとう」は不要なのか!?コンビニでの接客対応に読者から共感の嵐!【作者に聞く】
“店員にわざわざ「ありがとう」を言って何になる”。中学生時代、客と店員の関係を徹底的にドライに捉えていた少年。成長してコンビニのバイトをはじめた彼が客から「ありがとう」と言われたら……。 漫画家のぬこー様ちゃん(@nukosama)さんがXに投稿したレジ接客にまつわる絵日記漫画に5万件を超える「いいね」とともに「めっちゃわかります」「もう共感しかない」と大きな注目を集めている。日々利用するレジでの応対を思わず見つめ直してしまう同エピソードのこぼれ話を、作者のぬこー様ちゃんに聞いた。 【漫画】本編を読む ■ギャップで感動、人間見た目で判断したらあかん! 絵日記漫画でも人気を博すプロの漫画家のぬこー様ちゃんさんは、いわゆる“中二病”だった時期にコンビニで、お客が会計時に「ありがとう」と伝えているのを見かけた時に「実にバカバカしい」と思っていた。店員のことを思えば無言で去ったほうがやり取りも減りベストだと思っていたからだ。しかし、実際に作者がコンビニで働いてみて「いつもありがとね~」と手振りとともにお礼を言ってくれる客と出会い価値観が一変、感情を取り戻したかのように「ありがとうございましたー!!」と自身も店員として最高の笑顔を振りまくようになった。 当時を振り返った作者は「『ありがとう』と言わなそうなヤンキーや強面のおじさんにお礼を言われた時は感動します。人は見た目で先入観を持ってはいけないんだなと勉強になりました」という。 本作は接客業を経験した読者から「ありがとうと言われると嬉しい」「これはめちゃくちゃわかる」などと共感の声が多く寄せられおり、そのことについて作者は「読者の方々からの賛同コメントがたくさんあってとても嬉しいです。ありがとうは世界を救う。そう思いました」と話してくれた。 取材協力:ぬこー様ちゃん(@nukosama)