【陸上】400m五輪2大会出場のウォルシュ ジュリアンが引退を発表 今後は「競輪選手を目指す」 競歩・鈴木雄介も引退へ 富士通陸上部が発表
富士通陸上競技部は23日、公式HPでウォルシュ ジュリアン選手が7月末で引退、退社することを発表しました。 【画像】パリ五輪出場を決めた男子400mリレーの日本チーム 長年、400mで日本を引っ張ってきた27歳は、16年リオ五輪や21年東京五輪代表を経験。22年の世界選手権では、4×400mのマイルリレーで3走を務め、2分59秒51の日本記録を樹立。自己ベストは45秒13を持ちます。 しかし、今年のパリ五輪での代表入りはかなわず。今後は競輪選手を目指すと新たな挑戦への思いをつづりました。 また同日、富士通陸上競技部は、競歩の鈴木雄介選手も競技を引退し、退部することを発表。鈴木選手は新潟アルビレックスランニングクラブに所属し、新たに競歩選手の育成・強化をスタートする新潟食料農業大学でコーチとして活動していく予定としています。 ▽ウォルシュ ジュリアン選手のコメント このたび、私は陸上競技からの引退を決意いたしました。これまで応援してくださった皆様、そして富士通在籍中に支えていただいた関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。 競技生活を通じて、多くの経験と貴重な学びを得ることができました。特に、チームメイトやコーチ、スタッフの皆様の温かいサポートが私を支え、成長させてくれました。 これからの人生においても、この経験を活かし、新たな挑戦となる競輪選手を目指して邁進していく所存です。これまでのご支援に対する感謝の気持ちを忘れず、次のステージでも精一杯努力してまいります。 最後に、富士通株式会社と陸上競技に関わる全ての方々のさらなる発展を心よりお祈り申し上げます。