日野『レンジャー』 と 『プロフィア』にリコール…短絡により火災に至るおそれ
日野エンジニアリングアネックスは11月28日、日野『レンジャー』と『プロフィア』に、短絡による火災に至るおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2004年11月25日~2022年12月19日に製作された、2車種82型式の計278台。
エンジンオイルの予熱装置用電源ハーネスにおいて、作業指示が不十分だったため、端子の絶縁処理が適切に行われていないものがある。そのため、通電時の発熱により絶縁処理に使用した素材が炭化することで絶縁破壊が起こり、最悪の場合、短絡による火災に至るおそれがある。
改善処置として、全車両、当該ハーネスを良品に交換する。
不具合の発生は20件で、事故の発生は報告されていない。
レスポンス 小國陽大