準々決勝に進んだ奥原希望（太陽ホールディングス）

日本一を争う「第78回全日本総合バドミントン選手権」が、12月25日から30日まで東京・武蔵野の森 総合スポーツプラザで開催。大会3日目の27日、女子シングルス3回戦で染谷菜々美（レゾナック）に2-0で勝利した奥原希望（太陽ホールディングス）のコメントを紹介する。 【トーナメント表】全日本総合バドミントン2024女子シングルス 昨日は（久しぶりの実戦で）ショットの感覚や動き出しのリズムが本当に何もできていなくて、ラリーになりませんでした。今日は、今の自分にできること、できないことがわかって、整理ができて、出だしからいいリズムで、バタつくことなくプレーできました。 慣れてくるとスピードの感覚はすぐに思い出せるとは思いますけど、今の私にはリスキーなので、なるべくセーブをしながら（速さとは）別の部分で勝負をかけることを試しながらプレーしています。 （次に対戦する）郡司選手は、若い世代で宮崎選手に続いて頑張ってほしい選手の一人。（試合で）伝えていきたいこともありますが、自分がどこまできるかでもある。（山口選手が棄権したが？）茜ちゃんもこっち側だなと……。でも途中で止めて正解だったのではないかと思います。昨日も本当に無理しないで休みなよと声をかけたんですけど。 私も周りから、ケガしないで、ブレーキかけてと言われてばかり。だんだん、周りの会話が田舎の老人会みたいになってきています（笑）。でも、茜ちゃんが棄権をして、世間はじゃあ（優勝候補は）宮崎さんだと思っているかもしれないけど、このタイミングで私が、私がという選手が、次の4年を背負う責任を持つ一人になってくれると思う。私が混ざれるかはわからないですけど、そういった選手たちとこれから一緒にバドミントンができるとなれば、すごく楽しみです。