“王者”インテル、レッチェに2発完勝で今季初白星!…ダルミアン&チャルハノールがネット揺らす
セリエA第2節が24日に行われ、インテルとレッチェが対戦した。 昨シーズンのセリエAを圧倒的な強さで制し、3年ぶり通算20回目のスクデット獲得を成し遂げたインテル。“王者”として迎えた今シーズンは開幕節でジェノアと対戦。マルクス・テュラムが2ゴールを記録したものの、最終盤に同点弾を許し、痛恨のドロー発進となった。初白星を目指す今節はホームにレッチェを迎えての一戦。開幕節ではアタランタに0-4の大敗を喫しており、2試合連続で強豪との対戦となるが、勝ち点を拾いたいところだ。 序盤から主導権を握ったインテルは5分に先制。左サイドを駆け上がったフェデリコ・ディマルコのクロスをメフディ・タレミが競り合い、こぼれ球をマッテオ・ダルミアンが押し込みネットを揺らした。14分、インテルは高い位置でボールを奪うと、ディマルコがゴール前に高い弾道のクロスを送る。相手GKが触ってこぼれたボールにニコロ・バレッラが反応したが、シュートは惜しくもカバーに入ったDFにブロックされ、追加点とはならずだった。 その後もインテルがボール保持率を高め、追加点こそ奪えないものの、優位に試合を進めていく。1点ビハインドとなったレッチェは時折相手ゴールに迫るシーンを作るも、決定的なシュートを放つことはできず。互いに大きなチャンスがないまま前半が終了した。 後半もインテルのペースで試合が進む。49分、ボックス手前中央でアレッサンドロ・バストーニのパスを引き出したバレッラが、ボックス内へ浮き玉のパスを供給。走り込んだマルクス・テュラムが左足を振り抜いたが、枠を捉えることはできない。68分には右からのクロスボールに対して飛び込もうとしたマルクス・テュラムが、相手DFに倒されPKを獲得。これをハカン・チャルハノールが自ら冷静に沈めてリードを2点に広げた。 その後は途中出場のマルコ・アルナウトヴィッチらにいくつかチャンスが訪れるが決め切ることができず。それでもレッチェに最後まで決定機を作らせず、2-0で試合を締め括った。勝利したインテルは今シーズン初白星を手にしている。次節、インテルは30日にアウェイでアタランタと、レッチェは翌31日にホームでカリアリと対戦する。 【スコア】 インテル 2-0 レッチェ 【得点者】 1-0 5分 マッテオ・ダルミアン(インテル) 2-0 69分 ハカン・チャルハノール(PK/インテル)
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