分岐器設置工事完了で、始発から運行再開を伝える貼り紙が掲示された県庁前駅＝30日午前8時50分、那覇市久茂地

　沖縄都市モノレール（ゆいレール、渡慶次道俊社長）は、作業中だった工事を終えたとして、30日の始発から全線で運行を再開した。工事に伴う那覇空港周辺の交通規制も解除した。当初、30日も終日、那覇空港駅―牧志駅間で運行を停止する予定だったが、工事が円滑に進み予定より早く終えた。 【写真】モノレールの客席部分と駆動を担う台車を切り離し行われる検査 　モノレールは、3両車両用の分岐器設置工事のため、29日は那覇空港駅―牧志駅間を運休し、同区間で代行バスを運行した。 　作業は30日までを予定し、2日間で観光客など最大で10万人に影響が出る見込みとしていた。