香港・マカオから中国本土への携行免税持ち込み枠が大幅拡大…5千元→最大1万5千元
中国財政部、税関総署、税務総局が6月28日に発出した公告によれば、香港・マカオから中国本土へ入境する満18歳以上の居民旅客に対し、域外で入手した個人使用の合理的範囲内の携行物品について、免税持ち込み枠が総額1万2千人民元(日本円換算:約27万円)相当になるとのこと。 また、中国本土へ入境する際、イミグレーション施設内に免税店が設置されている場合、一定数の購入を認め、これを含めた免税持ち込み枠は総額1万5千人民元(約33万円)相当とするという。 従来の免税持ち込み枠は5千人民元(約11万円)だった。 なお、当措置については、来月(7月)1日から拱北や港珠澳大橋珠海側など6つのイミグレーション施設で先行実施し、再来月(8月)1日からすべてのイミグレーション施設の拡大するとした。 マカオ政府は28日に声明を出し、当措置によりマカオのツーリズム消費の増につながり、より多くの中小企業に恩恵をもたらすとし、中央政府に対して感謝の意を示した。