阪神・佐藤輝明がダジャレ?「たまたまです…恥ずかしいやつ~」と大照れ
マスカットスタジアムでスカッと打つ! 阪神・佐藤輝明内野手(25)が倉敷で行われる25日の中日戦に向けて意気込んだ。23日は甲子園の室内練習場でシェルドン・ノイジー外野手(29)から守備のレッスンを受けるなど、課題克服に意欲的。母方の祖父母が観戦する予定で、虎を攻守で勝利に導く! 【写真】シェルドン・ノイジーと話し込む、佐藤輝明 スカッと心が晴れる打球で雨雲を吹き飛ばす。DeNA戦が雨天中止となり、舞台は倉敷マスカットスタジアムへ-。〝第2の故郷〟での一撃に佐藤輝は力を込めた。 「(去年は)なんか、しようもないヒットを打った記憶があるな。三遊間の。今度はスカッといい当たりを打ちたいですね」 コロナ禍を経て4年ぶりに倉敷で開催した昨季は4打数1安打。岡山在住の母方の祖父母、上田公一さん(85)、祥子さん(81)は今年も観戦に訪れる予定だ。 今季はここまで打率・206、17打点、3本塁打。自己ワーストの96打席連続ノーアーチと代名詞の一発から遠ざかっているが「頑張ります。でも広いのでね。マスカットも」と両翼99・5メートル、中堅122メートルをイメージする。幼少期に何度も足を運んだ縁ある地。「マスカットにかけたのか」と問われると「たまたまです。恥ずかしいやつ~」と〝舌好調〟だ。 課題克服にも手応えを感じている。この日、甲子園に隣接する室内練習場でノイジーから守備のレッスンを受けた。内野手経験もあるN砲は「ボールに対してもっとアタックする意識。ボールを待つんじゃなくて、捕りにいく意識を話したよ」と振り返る。佐藤輝にとって守備は大きな課題。5月の2軍降格も守備のミスが致命的となった。 「練習していく中でコツというか、そういうのが何個か見つかった。今はいい形でできているかなと思います」と佐藤輝。「より低く構える。目線が上下すると、ぶれるので三塁はより大事にしたほうがいい」と自分に言い聞かせるように語った。開幕から出場35試合で6失策だった中で、1軍再昇格後は10試合の出場で失策ゼロ。確実に成果は出ている。 「守備に関してはすごく、いい形で守れているんじゃないかなと思います。(打撃は)頑張っていい打球を打ちたい」
求められるのは攻守での存在感。晴れの国・岡山でスカッとするような快勝を届けてみせる。(原田遼太郎)