【マリーゴールド】“暴走王”小川直也さんが奈七永らにOH殺法伝授。暴走おパッションシスターズ爆誕!【週刊プロレス】
俺ごと刈れと刈龍怒、OH殺法を伝授
女子プロレス団体「マリーゴールド」の高橋奈七永&桜井麻衣&石川奈青が7月9日、神奈川・茅ヶ崎にある小川道場を訪れ、“暴走王”小川直也さんに柔道特訓を志願。3人は、団体初のビッグマッチ7・13両国国技館大会で柔道出身の“ミスター女子プロレス”神取忍&井上貴子&NØRIらLLPW-X軍団と激突する。 小川さんに指導される暴走おパッションシスターズ そこで暴走王の異名を持つバルセロナ五輪柔道男子95キロ超級銀メダリストの小川さんにダメもとで指導を志願すると、「プロレスが広まることにつながるなら」とまさかの快諾。柔道家対策ばかりか、小川さんは7月11日に命日を迎える盟友・橋本真也さんとの合体攻撃「俺ごろ刈れ」「刈龍怒(かりゅうど)」という二大合体技も伝授。そのうえで「暴走ファイト」を厳命された奈七永らは「何をしでかすかわからない精神で。暴走王イズムで神取忍、井上貴子をやっつけて、道場をいただいちゃいます!」と怪気炎をあげた。
いざ7・13両国、LLPWとの対抗戦!
両国決戦に向けて、暴走おパッションシスターズが爆誕した。 13日の両国国技館大会で神取忍&井上貴子&NØRIのLLPW-X軍団と対戦する奈七永&桜井&石川。初のそろい踏みを果たした7・7新潟大会ではメインに登場し、快勝。「パッショーン!」と叫びながら両国決戦に弾みをつけた。 だが、相手は女子プロ界のレジェンドだ。とくに今年10月に還暦を迎える神取の、柔道ベースの殺伐とした闘いは健在。7月1日におこなわれた記者会見でも、その凄みをまざまざと見せつけられた。 だが、マリーゴールド陣営も一歩も引かず、神取と初対決となる奈七永を中心にガブリと噛みつき、「私たちが勝ったらLLPWの道場をよこせ!」「言ったな、やってやろうじゃねぇか」とまさかの展開。その後、おパッションシスターズの鉄砲玉、石川がNØRIともみ合う、乱闘を繰り広げるなど話題を呼んだ。 そんなパッション軍団、両国決戦に向けて足つぼ特訓、ボーリング合同練習、サウナ特訓さまざまな特訓を計画するなかで浮上したのが柔道特訓。行きがかり上、パッション会議に巻き込まれた当サイトの記者が仲介する形で、暴走王の異名を持つバルセロナ五輪柔道男子95キロ超級銀メダリスト、小川さんに協力オファーが送られた。 小川さんは2,018年にプロレス・格闘技界から引退。まして女子との接点はハッスル時代に絡んだインリン様ぐらい。純然たる女子プロレスラーとの絡みはゼロだ。それだけに完全にダメ元のオファーではあったのだが、「プロレスはプロレスで俺にとっても大事なものだから。協力は惜しまない」と快諾。これを受け、暴走王×パッションシスターズ、まさかの合体が実現した。 9日午後都内で合同練習を終えた奈七永&桜井&石川はその足で神奈川・茅ヶ崎にある小川道場を訪問。当然ながら3人と小川さんは初体面。緊張の面持ちを隠せないまま、門をくぐると、笑顔で迎え入れてくれた小川さんは「何ができるかわらかないけど、できることはなんでもしますよ」。道場に練習のため集まっていた子どもたちに「道着貸してやって」と3人分の柔道着を用意してくれると、自らも道着をまとい、いざ暴走特訓へ。 まず神取対策として一本背負いの切り返しや掟破りの背負い投げを奈七永に伝授。先ごろ、奈七永は“風雲昇り龍”天龍源一郎さんからもアドバイスをもらい、神取への「グーパンチ指令」と送られたばかり。すると、小川さんからは背負い投げの切り返しからのグーパンチなど実践的なアドバイス。桜井にはワキ固め、石川には腕ひしぎ十字固めの決め方・返し方などわかりやすく、具体的な小川さんの指導に柔道未経験の2人もさまざまなものを吸収した。 だが、試合はタッグマッチだ。相手は神取だけではなく、もうひとりのレジェンド・貴子に新進気鋭のNØRIもいる。かつて小川さんは亡き橋本真也さんとOH砲という伝説のタッグを結成。さまざまな闘いを経験している。
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