西野努氏が浦和から〝禁断の移籍〟で横浜MのSD就任も…チームの強化はCFG次第!? ホーランド新監督の推薦も
今季J1で9位に沈んだ横浜Mが17日、横浜市内の本社で西野努スポーティングダイレクター(SD・53)の就任会見を行った。 チーム再建のポイントを西野SDは、イングランド1部マンチェスター・シティーなどを経営する「シティ・フットボール・グループ(CFG)」とのパイプをより太くすることだと強調。2014年から提携を結んでおり、この日発表された元イングランド代表コーチのスティーブ・ホーランド新監督(54)もCFGの推薦だ。 西野SDは監督選考や外国人の補強を「CFGの言いなりになるつもりはない」と話したが、「(ホーランド監督に)9月からマリノスの映像をたくさん見てもらった」と1本釣りだったことを明かした。 西野SDは浦和のテクニカルダイレクター(TD)を今年4月に退任。横浜へ〝禁断の移籍〟を果たした。右腕として横浜一筋でプレーしたクラブアンバサダーの栗原勇蔵氏(41)をチーム統括本部へ入閣させるが、チーム強化は自身初のキャリア。横浜Mは来季への船出も荒波からのスタートになる。 (久保武司)