シリコンバレーのベテラン記者が見たIntelの40年
2024年第3四半期の決算発表におけるメディアとのインタビューで、Intel Foundryに閑する質問にGelsingerは「現在鋭意進めている18Aプロセスノードは、2025年下半期に生産を開始する。そこで生産される製品のほとんどがIntelブランドの製品になる。社外の顧客の注文を広く受け付けるのは生産開始から2年後ということになるだろう」と述べた。Intelはあくまで自社のx86製品を大量生産するキャパシティーの構築に集中している模様だ。この姿勢はこの40年変わっていない。 ■ 吉川明日論 よしかわあすろん 1956年生まれ。いくつかの仕事を経た後、1986年AMD(Advanced Micro Devices)日本支社入社。マーケティング、営業の仕事を経験。AMDでの経験は24年。その後も半導体業界で勤務したが、2016年に還暦を機に引退を決意し、一線から退いた。
吉川明日論