線状降水帯の発生により鹿児島県内で記録的雨量・土砂崩れも
鹿児島放送
線状降水帯の発生に伴う九州南部の大雨はピークを超えましたが、記録的な雨量となった所もあり、引き続き土砂災害や河川の増水、氾濫に警戒が必要です。 20日夜から21日朝にかけて、九州南部にかかっていた活発な雨雲は南に下がり、大雨のピークは越えましたが、24時間雨量は指宿市で423ミリなど観測史上最多の雨量となりました。 雨のピークから時間がたった後に、災害が発生する恐れもあります。引き続き土砂災害や河川の増水、氾濫には警戒してください。 各地で被害も出ています。 鹿児島市吉野町では土砂崩れが発生し、県道16号が土砂で覆われました。 土砂の撤去のため、午前6時前から通行止めとなり、通勤や通学に影響が出ました。現在は車線を減らして通行できるようになっています。 鹿児島市喜入前之浜町では国道226号沿いの崖が崩れたため、通行止めとなっています。 JR在来線は、指宿枕崎線の鹿児島中央-枕崎間などで始発から運転を見合わせています。