「テーマパークダンサー」の「収入」はどれくらい? またそれだけで食べていくことは可能なの?
テーマパークダンサー以外の仕事も行う
テーマパークダンサーだけで生活することが難しければ、ほかの仕事をかけ持ちすることで安定した収入を得られるでしょう。ここでは、ダンス関係の3つの職種を紹介します。 ■ステージダンサー ステージダンサーは、レストランや舞台などでダンスを披露する仕事です。事務所に所属して働くか、個人事業主として働くかで給料は異なります。事務所に所属して働く場合は、約240万円~600万円が平均的な年収です。個人事業主であれば、1案件に対して数万円が相場といわれています。 ■バックダンサー バックダンサーは一般的に日給制の場合が多く、その平均額は6000円~1万円です。ただし、ステージの規模や演出、出演者によって金額は大きく変動します。個人事業主であれば、1ステージで1万円が支給されることもあります。なお、有名歌手のバックダンサーに選ばれたり高いスキルを持ち合わせたりしていると、支給額のアップを目指せるでしょう。 ■振付師 振付師の給料は、主に楽曲や公演ごとの依頼単位で支給される形が一般的です。報酬額は依頼内容や規模によって大きく異なりますが、1つの依頼で支給される平均額は数万円~100万円です。依頼される楽曲や公演によって支給額は異なるため、安定した収入を得にくく、ほかの仕事とかけ持ちして働く振付師も多く存在します。
技術を磨けば、テーマパークダンサーだけでも食べていける
テーマパークダンサーは、自分の努力次第で給料アップを目指せる職です。時給や日給制を導入しているケースが多く、ほかの仕事と掛け持ちで働く人も多いようです。しかし、積み重ねた努力とスキルで重要な役割を任せられれば、テーマパークダンサー1本だけでも食べていける可能性があります。ダンサーにとって夢のある職業といえるでしょう。 出典 厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査の概況 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部