「テーマパークダンサー」の「収入」はどれくらい? またそれだけで食べていくことは可能なの?
テーマパークのショーで踊ることを夢見て、ダンサーになる人は少なくありません。しかし、テーマパークのダンサーが安定した収入を得られるか、テーマパークダンサーの収入だけで食べていけるか、経済面を不安に感じる人もいるでしょう。この記事では、テーマパークダンサーの収入について解説します。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
テーマパークダンサーの雇用形態
テーマパークダンサーの雇用形態はアルバイトが多く、日給制や時給制など、給料体系は経営会社によってさまざまです。また、テーマパークダンサーは契約制の場合が多く、契約期間は最長1年程度と短いことが特徴です。日給制や時給制の導入が多い一方、1つのショーごとに金額を決める場合もあります。 ■相場は日給8000円 テーマパークダンサーの給料は、日給約8000円が平均であるといわれています。平均額を超えるためには、ショーにおいて重要な役割やメインを張るダンサーに選ばれることが必要です。一方で、平均額よりも高い給料を支給している経営会社も存在します。 中には時給1750円を支給しているところもあり、経営会社によって給料にバラつきがあるといえるでしょう。経済的に安定した収入を得たい場合は、求人内容を十分にチェックするのも一つのポイントです。 ■テーマパークダンサーの収入 テーマパークダンサーの収入の平均額は日給8000円で、1ヶ月に20日間働いた場合の月給は16万円です。年収に換算すると192万円になります。 次に、時給1750円のケースを計算します。1日7.5時間、1ヶ月に20日間働いた場合の月給は約26万円です。年収に換算すると312万円になります。日給と時給を比較した結果、支給される給料によって大きな差があることが分かります。 なお、厚生労働省が公表している「令和5年賃金構造基本統計調査の概況」によると、高卒の平均月給は約19万円であるため、テーマパークダンサーの給料は少ないといえるでしょう。平均的な給料で考えると、テーマパークダンサーの仕事のみで生活することは難しいかもしれません。 ただし、経営会社によって給料は異なり、昇給や努力によるポジションの変更によって給料アップを目指せることもあります。