「終活」「腸活」「パパ活」あなたは何活経験者?大変だったことも聞きました
「妊活」の大変だった点
「周りがどんどん妊娠して自分ができなくて、メンタルがおかしくなりそうだった。妬みで性格も悪くなる」(43歳女性/主婦) 「妊活が大変でした。仕事との調整が難しく、結局退職をしないといけない状況になり、とても好きな仕事だっただけに退職する時は、辛かったです」(57歳女性/その他) 「妊活」経験者からは、それぞれの体調や生活環境に合わせた対策を取る必要がある点や、不妊治療や医療的支援を必要とする場合もあり、そのプロセスには時間と労力がかかり大変だったとの声が寄せられました。妊活中のストレスや不安をあげる人もいました。
「終活」の大変だった点
「家のなかの不要品を少しずつ処分している。家族が亡くなったり、引っ越したりして遺された家財道具などが多く、独りで苦労している」(51歳男性/その他) 「始めると死を感じてくるので怖くなる」(66歳女性/総務・人事・事務) 自分や家族の将来に向けて重要な役割を果たす「終活」ですが、人生の最後の段階に向けて、遺言の作成や財務の整理、医療や介護の計画、葬儀や埋葬の手配など、多くの準備が必要であったり、何をどこまですべきなのか迷うといった意見がありました。感情的な負担も大きいようです。
「保活」の大変だった点
「保活はなかなか入れずに今も待機中」(33歳女性/総務・人事・事務) 「産まれたての子を抱っこして保育園の見学に回った」(51歳女性/主婦) 「保活」とは、保育園など保育施設の入園を目指す活動のこと。必要な手続きの多さや複雑さ、競争の激しさを嘆く声が多数ありました。特に需要が供給を上回る地域では、入園先を見つけることが難しい場合も。コメントからも焦りとストレスを感じる活動であることが伝わってきます。
「〇活」の苦労は他にも
「ポイ活。習慣化するまでが大変。アンケートなどが大量に配信されてくるのでそれを見ただけでやる気が失せる時があった」(35歳男性/総務・人事・事務) 「推し活。お金がかかる。時間がかかる。でもやめられません。恩恵もたくさんありますので」(62歳女性/金融関係) 「パパ活。子どもの成長とともに自分も勉強して大人になっていった」(65歳男性/その他) 「墓活。この間、親の墓活に付き合ってきましたが、いろんな墓があって、金額や立地も様々なので、決まるまでに大変でした」(58歳男性/学生・フリーター) 「友活。私は人付き合いが好きではないので、友達とは言え、会うのが面倒くさい」(48歳女性/その他) 「離活が大変だった。調停にはならなかったが円満離婚する為に時間がかかった」(44歳女性/主婦) ポイントを活用して節約や得する活動をする「ポイ活」や、“推し”のために活動する「推し活」など、一見楽しそうな活動の裏にも努力や苦労といった大変さが存在することがわかりました。 しかし、「◯活」と表現することで、前向きに挑戦しやすくなったり、新しい視点やコミュニティを見つける手助けにもなります。これからもさまざまな「◯活」が登場してくることが予想されます。それらを上手に取り入れて、日常を豊かに、成長のきっかけにしていけたらいいですね。
ナカムラミカ