日本VS韓国!? アジア人の移籍金ランキング2位。ナカタ以上に高額! なんと56億円、元日本代表の異端児
近年、サッカー界でアジア人選手の存在感が増している。かつては欧州や南米の選手が移籍市場の中心的存在でアジア人選手の評価は低かったが、もはやその構図は崩れつつあると言える。今回は、情報サイト『transfermarkt』が算出したアジア人サッカー選手の歴代移籍金ランキングを紹介する。※金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは8月11日時点
2位:中島翔哉(元日本代表) 生年月日:1994年8月23日 移籍先:ポルティモネンセ(ポルトガル)→アル・ドゥハイル(カタール) 移籍金:3500万ユーロ(約56億円) 2024リーグ戦成績:15試合1得点4アシスト アジア人サッカー選手の歴代移籍金ランキングで2位に入ったのは、日本代表で背番号「10」を背負った“異端児”中島翔哉だ。 中島が巨額の移籍金でカタールへ旅立ったのは、2019年2月のことだった。ポルティモネンセで公式戦14試合5得点6アシストをマークしていたなかで、アル・ドゥハイルは獲得資金として3500万ユーロ(約56億円)を用意。これにより、中島は2001年に中田英寿がパルマへ加入した際の2840万ユーロ(約45.4億円)を上回る日本人選手史上最高額の移籍金が発生した男となった。 サッカー界の市場は移籍金の高騰が続いて久しい。特に、近年は中東マネーが市場を席捲しており、欧州トップリーグで活躍している選手たちがサウジアラビアやカタールに新天地を求めるケースが多発している。アル・ドゥハイルによる中島の獲得も、背景に潤沢なオイルマネーの存在があった。 当時、ポルトガルで活躍していた中島のカタール行きについて疑問を持つファンも少なくなかったが、中島は自身のブログで「自分の意思で決めました」と説明。大金やリーグレベルなどではなく、自らのプレースタイルに合っているクラブを選んでいることを明かしている。
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