決勝は2大会ぶり関商工と岐阜工業の宿敵対決 高校ラグビー岐阜県予選
第104回全国高校ラグビー県予選は3日、長良川球技メドウで準決勝が行われ、関商工と岐阜工業が勝って、決勝は2大会ぶりの宿敵対決となりました。 準決勝第1試合の関商工対岐南工業は関商工が前半3分と6分にナンバー8の各務が、29分にはフランカーの青田巧がトライを決めて、試合の主導権を握り、前半終了間際に岐南工業にペナルティーゴールを許したものの17対3で試合を折り返しました。後半に入っても立ち上がり早々の2分にフルバックの渡邊がトライを決め、6分にはセンターの青田涼、10分にはスクラムハーフの荒木が連続してトライを奪い、36対3とリードを広げました。これに対して岐南工業は13分にフッカーの山田がトライを決め、反撃に出ますが、持ち前のバックスが機能し始めた関商工が連続して4トライを奪い、この試合10トライ、6ゴールで62対8で勝ちました。 第2試合の岐阜工業対岐阜聖徳学園は岐阜工業が前半3分にプロップの桑田が先制のトライを奪うなどフォワード・バックス一体の攻撃で、5トライ3ゴールを奪い前半31対0とリードして試合を折り返しました。後半に入り早々の1分にセンターの岩田がトライを決めてリードを広げ、その後岐阜聖徳のディフェンスに手こずったものの、20分にフランカー高橋がトライを奪い、41対0とし、25分に岐阜聖徳のセンター坂部遼河に意地のワントライを返されたものの、そのまま41対7(7トライ、3ゴール)で勝利しました。 決勝の関商工対岐阜工業の2大会ぶりの宿敵対決は11月10日、長良川球技メドウで午後1時35分キックオフで行われます。関商工は2大会連続43度目の花園を、岐阜工業は2大会ぶり20度目の花園を目指します。