ベライゾン、四半期利益が予想上回る-ワイヤレス加入者流出が減速
(ブルームバーグ): 米通信最大手ベライゾン・コミュニケーションズの1-3月(第1四半期)決算は、アナリスト予想を上回る内容となった。ワイヤレス通信の加入者流出ペースが減速し、高額プランを選択する消費者が増えた。
一部コストを除いた1株当たり利益は1.15ドル。アナリストの予想平均である1.12ドルを上回った。営業収入は330億ドル(約5兆1000億円)で、アナリスト予想の332億ドルに届かなかった。
ベライゾンの株価はニューヨーク市場の取引開始前、現地時間午前9時14分現在で2.3%上昇している。
加入者数の伸びで競合に遅れを取っていたベライゾンは、データ無制限プランの料金設定を簡素化し、ネットフリックスやマックスのストリーミングサービスを組み合わせるなど、付加的な特典を提供してきた。
個人契約のワイヤレス加入者数は1-3月に15万8000人減少。予想されていた21万2900人減少より少なく、前年同期の減少数より小幅で済んだ。ベライゾンによれば、消費者部門の業績は1-3月期としては2018年以来の好調だった。
原題:Verizon Beats on Profit as Wireless Revenue Gains (1)(抜粋)
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Todd Shields