「1億円の保険をかけたのは“脚”じゃない」マイクロミニの田中美奈子がかけた“意外な部位”
順風満帆なアイドル活動をしていたころ、年頃の女の子としては遊びたい気持ちも大きかっただろう。一体、どんな遊び方をしていたのか?
アイドル同士の遊び方は……
「基本、遊ぶ時間はありませんでした。私だけではなく、みんな仕事が忙しすぎて。でも、家が近かった田村英里子ちゃんとは、お互いの家を行ったり来たりしましたし、ごはんも食べに行きました。みんなで集まって品川プリンス(ホテル)にテニスをしに行ったりもしたけど、やっぱり仲のいい子同士の家に行くのがいちばん多かったかな。外だと目立ってしまうから」 目立ってしまったことで、起こった騒動があるという。 「NHKの番組『ジャストポップアップ』でご一緒していた野沢直子さんと、私の車で収録の後にごはんを食べに行こうとしたんです。そうしたら、NHKからセンター街に向かう道で歩行者の人たちに見つかってしまって……」 乗っていた車は、俳優・渡哲也さんからもらったという三菱のエクリプス。 「『ゴリラ』というドラマに出演させていただいたときに、番組内で私が運転していたんですけど、それをいただいて。ただ、番組で使ったのはガルウイングで扉が上に開くものだったんですけど、渡さんが“電気系統が弱いから、閉じ込められてしまうかもしれない”と、普通のドアのバージョンでいただきました。 左ハンドルのマニュアル車で、当時、お弁当箱みたいな携帯で電話しながら運転していました。 そうしたら、渋谷の街で囲まれてしまって(笑)。動けなくなっていたら近くの交番からお巡りさんが来てくれて、誘導していただいて。なんとかその場から離れられたんです」 そんな忙しくも楽しい(!?)日々を送っていた田中だが、所属事務所が倒産するという事態に─。 「バブルがはじけて、すごい借金を社長が抱えちゃったみたいで……。“もう美奈子の給料は払えない。事務所をたたむことにした”って。私からすれば“えーー”ってなりますよね。 でも、社長のすごいところは、所属タレントにちゃんと給料として稼いだ分を配分してくれていたこと。5万円の給料でやっています、なんてほかの事務所のアイドルさんに聞いたこともあったけど、うちの社長はお金の支払いはすごくキレイな人。なので、最後に払えないと言われるまで、1回も支払いが滞ったことがありませんでした。それだけにびっくりしたんですけどね」