「1億円の保険をかけたのは“脚”じゃない」マイクロミニの田中美奈子がかけた“意外な部位”
「今思えばすごく忙しくて、身体も精神的にもキツかったけど、あんな楽しい時代はなかったなって思います」 【写真】ミニスカート好きの女子大生とともに「ミニミニ党」を結成した田中美奈子 こう語るのは田中美奈子(56)。'84年に『ミスマガジン』の準グランプリを受賞し、芸能界に足を踏み入れてから今年で40年─。デビューした当時のことから、今、夢中になっていることまで、いろいろと語ってもらいました。
1億円の保険で話題に
「歌手としては'89年に21歳でデビューしたんですけど、私の中ではアイドルというくくりではないな、と思っていました。同期は島崎和歌子ちゃんや、田村英里子ちゃんたちで、彼女たちが10代でデビューしている中、20歳を超えてのデビューでしたから」 当時、フリフリな衣装で活動するアイドルが多い中で、田中はミニスカートに真っ赤なルージュといった“大人の女性”というイメージでの売り出し方だった。 「服装や見た目を“大人の女性”にしたけれど、自分のプライベートとはあまりにも違っていて(笑)。アウトドアとかが大好きで、Tシャツにジーパンで昼間に活動する人間なのに、事務所の売り出し方は夜の六本木とかにいそうなイメージ。 カメラの前に立ったら、そういうイメージでいかなくてはならなかったので、自分の中でギャップに苦しみましたね。学生時代の友達には“その格好、どうしたの?”って言われるし」 しかしその戦略に乗り、マイクロミニで美脚を披露していくと“学園祭の女王”と呼ばれ人気が沸騰。30校以上の学園祭に出演し、あまりにタイトなスケジュールのせいでヘリコプターで移動したことも。また話題になったのが、身体の“ある部分”にかけた1億円の保険だった。 「あのときは衣装で脚を出していましたから、保険をかけたのは脚だったよね、と言われるんですけど、瞳なんですよ。当時の社長に“目力がある”と言われて。でも、自分の中では私より目がぱっちりしている人なんて、ほかにもいっぱいいるのにって思っていたんですけどね(笑)」