写真：Yonhap News

【ソウル聯合ニュース】韓国の国会運営委員会は1日、大統領室の秘書室、国家安保室と大統領警護処に対する国政監査を行う。 　与野党は監査で、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領が2022年6月の国会議員補欠選で与党「国民の力」の公認候補選びに不正に介入した疑惑を巡り攻防を繰り広げるとみられる。最大野党「共に民主党」は前日、不正介入の証拠だとして尹大統領の音声ファイルを公開した。 　野党側は尹大統領の妻の金建希（キム・ゴンヒ）氏も関わっているとされる同疑惑で攻勢をかける構えだ。野党はこのほかにも金氏に関連した別の疑惑についても追及するものとみられる。 　大統領秘書室からは、鄭鎮碩（チョン・ジンソク）秘書書室、洪哲鎬（ホン・チョルホ）政務首席秘書官、李度運（イ・ドウン）広報首席秘書官らが出席。国家安保室からは申源湜（シン・ウォンシク）室長、金泰孝（キム・テヒョ）第1次長らが出席する。大統領警護処からは、トップの朴鍾俊（パク・ジョンジュン）処長らが出席する。