懸念点である守備陣

13日の練習で再び姿を見せたストーンズ photo/Getty Images

現在EUROに挑むイングランド代表のメンバーに名を連ねているマンチェスター・シティのDFジョン・ストーンズは木曜日の練習に復帰しているという。英『Evening Standard』が伝えている。 EURO前最後の親善試合であるアイスランド戦でスタメン出場したストーンズはハーフタイムで交代となった。これは負傷によるものであり、大きな怪我ではないものの本戦に向けて不安視されていた。 そんなストーンズは火曜日のトレーニングで姿を見せ、皆を安心させたが、水曜日のトレーニングは不参加。体調不良によるものだったようだが、木曜日には再びトレーニングに復帰している姿が確認され、安心させた。同メディアによると、初戦のセルビア代表との試合の出場は問題ないと考えられており、ストーンズの相方を誰にするのかが新たな悩みだという。 イングランド代表はハリー・マグワイアが負傷により、メンバーから外れており、国際大会の経験豊富なCBはストーンズのみだ。マーク・グエーイ、エズリ・コンサ、ジョー・ゴメス、ルイス・ダンクといた能力的には十分な選手が揃っているが、グループステージの初戦は何がなんでも勝ちたいところ。さらに相手はドゥシャン・ヴラホビッチとアレクサンダル・ミトロビッチという超強力な攻撃陣を擁するセルビア代表であり、CBは鍵を握るポジションの1つだ。 セルビア、スロベニア、デンマークと同組のグループCのイングランドは2位通過だった場合、決勝トーナメント1回戦の相手はグループAの1位となり、ここは開催国ドイツがくる可能性が高い。そのため1位でグループステージを突破するのが理想だ。初戦のセルビア戦は絶対に落とせない戦いとなるが、ストーンズが先発可能であるというニュースはイングランドにとっては朗報だ。