無くなる前に乗っておきたい! スズキの原付一種スクーター『Let’s』に試乗したよ~高梨はづきのきおくきろく。~
アクセルを少しひねっても、遊びがあるのですぐには発進せず、手首が曲がるくらいまでひねってから動き始めたよ。余韻を感じながら、その後グイーンと伸びがあるように加速していくのがいいね。 今回は、通行人・自転車・配送トラックなどが道路脇に停車していて、雑多な感じが下町らしさを感じさせるような商店街で試乗をさせてもらったの。 少しゴチャついた道だったけど、自転車みたいにサラ~っと道路をスイスイ進んでいると、高校生時代に原付にはじめて乗った時の青春時代を思い出して楽しくなってきた。
足元のスペースは少し広めで、特に窮屈感もなく乗ることができた。 高身長の人や足が長い人はどうかなって思うけど、シートを後ろ気味に座ることで調節できるから、そこまで問題じゃなさそう。購入検討している人でそれでも不安な人は実際に座ってみた方がいいかもね。 とはいえ、レッツの歴史は1996年から登場して長期にわたって愛されているモデルだから、きっとその辺も日本人の体型に合わせて作られているんだろうし、乗れない人はいないと思うよ!
カーブ走行はというと、そこはスズキのロングセラー。不安なく、安定して曲がることができた。 Uターンも何の弊害もなくクルッと小回りできたし、トロトロ走ってもバランスを崩すことなく片足出せばすぐに支えられるから、軽さは正義だね。曲がる際に鳴るウィンカー音が、カッチカッチってレトロでかわいかったなぁ。みんなにも聞いて欲しい。
レッツの装備やデザインを見てみよう
レッツは、全体的に丸みがあって、尖ったところが見当たらないコロコロしたデザイン。
なんだか温かみがあって安心できるデザインだなぁと思っているんだけど、私的レッツのお気に入りポイントは、横から見た時のライトが丸く飛び出ているところ。丸々としたフォルムが特にお気に入りなんだ。 あとは、ヘッドライト・ウィンカー・テールランプが電球なのもいいね。メーターもアナログ式で最低限の表示でわかりやすいし、結局これだよねって感じ! レッツに最新式の高性能装備は求めないのだ!