帝京コールド負けでセンバツ絶望 二松学舎大付に公式戦5連敗、11年夏以来の聖地は遠く/東京
<高校野球秋季東京都大会:二松学舎大付7-0帝京>◇3日◇準決勝◇スリーボンドスタジアム八王子 【写真】センバツが絶望的となり厳しい表情の帝京・金田監督 帝京が二松学舎大付に8回コールド負けを喫し、11年夏以来の甲子園は絶望的となった。 先発のエース岩本勝磨投手(2年)が、3回を3安打4四死球で2失点。4回から救援した村松秀心外野手(2年)も勢いを止められず、リードを広げられた。8回にはバッテリーミスや失策などミスが重なり、3失点でコールド負けとなった。 打線は4回2死一、二塁、5回2死満塁の好機であと1本が出ず。二松学舎大付先発の河内紬投手(2年)に8回途中無失点の好投を許した。 春夏通じて26度甲子園に出場している帝京は日本ハム松本剛、オリックス石川らを擁した11年夏以降、聖地から遠ざかる。20年夏は東東京大会で優勝したが、コロナ禍の独自大会で甲子園大会ではなかった。二松学舎大付戦はこれで公式戦5連敗。名門復活へ、厳しい戦いが続いている。