阿部監督が「交流戦男」に指名のヘルナンデスが期待応える2号&猛打賞 助っ人最長更新デビュー7戦連続安打
◆日本生命セ・パ交流戦 巨人18―2ロッテ(4日・東京ドーム) 衝撃の猛攻を豪快な一発で締めた。ヘルナンデスは大量リードでも集中していた。15―2の8回1死一、二塁。吉田から左翼席に2号3ラン。来日2度目の猛打賞にもなるアーチで、23安打18得点の快勝を飾った。 【動画】ヘルナンデスの力強いティー打撃 同点の3回は先頭打者で小島から左前安打。デビューから7試合連続安打となる一打から怒とうの9者連続安打、1イニング12安打11得点の攻撃につながった。7回も先頭で左前安打を放ち、吉川、岡本和との3連打2得点のきっかけをつくった。2番に入って打線に新風を吹かせる新助っ人は「(打順が)どこであろうと、それに応えるつもりでプレーしているので、やることは変わらないです」と役割を全うした。 阿部監督からは「交流戦男」の候補として名指しで期待を寄せられている。交流戦初戦から1軍合流して打率4割1分4厘、2本塁打。勢いが止まらない。 ◆記録メモ 新外国人のヘルナンデス(巨)は開幕から7試合連続安打。これまで、巨人の新助っ人の開幕からの連続安打は、88年呂明賜、91年ブラッドリー、14年アンダーソンの6試合が最長。ヘルナンデスがそれを更新した。
報知新聞社