小学生が拾ったトチの実で 毎年恒例トチ餅作り 三重・尾鷲市
中京テレビNEWS
三重県尾鷲市の小学校で、13日、地域の伝統を受け継ぐ、毎年恒例のトチ餅作りが行われました。 尾鷲市賀田町では、江戸時代、飢饉のときにトチの実を食べ、飢えをしのいだことから、トチの木を町の宝として大切に保護しています。 賀田小学校でも、トチの木を20年ほど前から総合学習の一環としていて、13日はトチ餅作りが行われました。 使われるトチの実は子どもたちが拾ったものです。 先生や地域の人に教えてもらいながら餅をつきあげると、中にあんこを入れ、約300個のトチ餅が完成しました。
でき上がったトチ餅は家に持って帰るほか、お世話になった地域の人たちに持っていくということです。