【台風情報】発達ピーク“強い勢力”で直撃も 台風7号は週末に関東へ最接近 最大瞬間風速60メートル お盆休みに大きな影響のおそれ 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ各国進路予想比較【19日まで雨・暴風・波シミュレーション】
■台風7号発達しながら北上 発達ピーク“強い勢力”で関東直撃も 13日に発生した台風7号は、日本の南海上を発達しながら北上しています。すでに風速25メートル以上の暴風域を伴っています。14日夕方から夜にかけて小笠原諸島に最も接近する見込みです。 【画像で詳しく確認】発達ピーク“強い勢力”で直撃も 週末のお盆休みは大荒れの可能性あり 18日にかけて雨・暴風・波シミュレーション 台風は、その後も日本の南を北上し、16日から17日頃にかけて、“強い勢力”で東日本や北日本に接近して、大荒れや猛烈なしけとなるおそれがあります。場合によっては上陸する可能性もあります。 それでは気象庁やアメリカ・ヨーロッパの海外予報機関の進路予想を比較しながら予想を見ていきましょう。 ■気象庁 台風7号は、このあと北上しながら暴風域を伴うようになり、15日(木)から16日(金)にかけて発達のピークを迎えて強い勢力となります。 16日午後9時の予想では、予報円の中心は関東のすぐ東の海上で、中心付近の最大風速40メートル、最大瞬間風速60メートル、中心気圧は950へクロパスカルと予想されています。16日ころに関東地方へ最も接近し、予報円の西よりのコースを進んだ場合は関東地方を直撃する可能性もあります。 大雨や暴風となる可能性もあるほか、週末のお盆休みの交通機関などに大きな影響が出るおそれがありますのでご注意ください。 【画像で詳しく確認】18日(日)までの雨・暴風・高波シミュレーション ■アメリカ海軍 アメリカ海軍の台風7号に関する進路予想です。気象庁と同じようなコースや発達のタイミングの傾向を予想しています。こちらも関東の最も近づいた時に最大風速の予想が最も大きく発達のピークを迎える予想です。 ちなみにアメリカ海軍の最大風速はノット表示です(1ノット=約0.514m/s)。ただアメリカ海軍と気象庁では最大風速の定義が異なるため、気象庁の最大風速と単純に比べることはできません。(アメリカ海軍(1分平均風速)の方が、気象庁(10分平均風速)よりも大きな値となります) ■アメリカ海洋大気庁 気象庁の進路予想で示される予報円は「その時刻に台風の中心が入る確率が70%」であることを意味しています。予報円の大きさは進路予想のブレ幅を表しています。