松本若菜×田中圭×Snow Man 深澤辰哉の“心情”を表現 『わたしの宝物』ポスター公開
10月17日よりフジテレビ系で放送がスタートする松本若菜主演の木曜劇場『わたしの宝物』のポスタービジュアルが公開された。 【写真】田中圭×松本若菜×深澤辰哉のモノクロビジュアル 本作は、夫以外の男性との子供を、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪女になることを決意した1人の女性とその夫、そして彼女が愛した彼、3人のもつれあう感情を完全オリジナル脚本で描く恋愛ドラマ。 「私が選んだ、禁断の幸せ」のキャッチコピーが配置されたポスタービジュアルには、主人公・美羽(松本若菜)が昼、美羽の夫・宏樹(田中圭)が夕暮れ、美羽の幼なじみ・冬月(深澤辰哉)が夜明けと、それぞれが違う時間帯の空の下で同居している様子が表現されている。3人を取り囲む花々は、一見美しく咲き誇るように見えるが、よく見ると歪な形をしていたり、毒々しい色であったり、枯れていたりとどこか不穏さも感じさせ、まさに3人の心の奥に抱えるものを映し出すデザインとなっている。 デザインを担当したのは、『あなたがしてくれなくても』(2023年/フジテレビ系)のポスターを手がけた高垣美月。高垣は『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(2014年/フジテレビ系)のポスターにも関わっており、『昼顔』、『あなして』の流れを汲む、新たな夫婦のタブーを描く本作には欠かせないクリエイターだ。 あわせて、主演の松本とポスターのデザインを手がけた高垣からはコメントも到着した。 コメント 松本若菜 ポスターの世界観として、背景にグロリオサというお花が咲いているのですが、そのお花がよく見ると枯れていたり、色がキレイでも毒々しかったり、形が不気味だったりします。今回のポスターは、そういうお花を使って、“この先に行ってはダメだ”とわかっているのに、取り返しのつかないところに行ってしまう、そういう人間の毒をテーマにしているということをお聞きしました。なので、私もその世界観や、グロリオサの毒々しさに負けないように、今回のテーマでもある“悪女になる”ということを意識して、気持ちを作って撮影に臨みました。 高垣美月(デザイナー) 一見綺麗だけど毒々しさを感じるお花で、生命の強さと人間の残酷さを表現しました。松本さんには、ダメだと分かっていても、どうしようもない選択をしてしまった主人公の悲しみと後悔、そして大切なものを守るための覚悟を決めた表情をしていただきました。苦しみの中で、それでも誰かを愛そうとする3人の複雑な想いを感じていただけたらと思います。
リアルサウンド編集部