京都に現れた巨大な「耳」 市民100人が集めた「音」で景色表現 京田辺市でサウンドアート展
京都府京田辺市の景色を音で表現したサウンドアート展が、市立中央公民館で開催されている。 府南部を中心に活動するアーティストのグループが企画し、市が主催した。事前にワークショップを行い、100人以上の市民がスマートフォンで身の回りの音を録音。会場に入ると、光が揺らめく青色の空間が広がり、子どもの声や電車の踏切、信号機の電子音や自動販売機で商品が落ちる音など、何げない暮らしを切り取った環境音やオブジェが作品として展示されている。 企画者の一人でサウンドアーティストのYuUki KATAYAMA(ユウキ・カタヤマ)さん(40)は「アートは難しいという印象が独り歩きするが、実は簡単に参加できると知ってもらいたい」と話す。 25日まで(23日は休み)。午前11時~午後7時。24日午後3時からはKATAYAMAさんが会場で演奏する。