【速報】滋賀県警 3000点以上の証拠品放置 強盗殺人や殺人事件も含まれていたと発表
滋賀県警は、去年10月~今年3月にかけて、彦根警察署など7つの警察署で、拳銃や模造拳銃、大麻や刀剣、折り畳みナイフなど、様々な証拠物件が3000点以上見つかったと発表していた件について、当初含まれていないとしていた強盗殺人や殺人事件の証拠品も含まれていたと発表しました。 滋賀県警によりますと去年10月、彦根警察署の署員が雨漏りの場所を確認していたところ、施錠されたキャビネットから何らかの事件で押収されたとみられる拳銃やモデルガンなど43点の証拠品がみつかりました。 その後、県内の全警察署の倉庫などを一斉点検したところ、今年3月までに7つの署で大麻や折りたたみナイフなどの証拠品3800点以上が見つかったということです。 これらの証拠品は本来、関係する事件の内容や日付などを管理簿に記載したうえで警察署内の指定場所で保管する必要がありましたが、その記載がないまま不適切な状態で保管されていたということです。 滋賀県警は13日の発表の際、殺人事件などの重要事件に関係する証拠品はなかったとしていましたが、14日になり『強盗殺人』、『死体遺棄事件』、『殺人事件』の証拠品も含まれていたと発表しました。いずれについても、容疑者を検挙し送致したものだということです。