アーセナル、来夏契約満了を迎えるMFトーマスと契約延長を準備か 怪我だけが心配なアルテタ・アーセナルに欠かせない中盤の番人
2年契約を準備か
アーセナルはガーナ代表MFトーマス・パルティ(31)と契約延長に向けた交渉を開始する準備をしているという。英『TBR Football』が報じている。 2020年にアトレティコ・マドリードからアーセナルへ加入したトーマス。成長続けるアルテタ・アーセナルの中盤で頼りになる存在の1人ではあるが、度重なる負傷歴が懸念されていた。昨シーズンもトーマスは怪我に苦しめられ、公式戦の出場は16試合、出場時間は883分という結果になった。 出場すれば常に存在感を見せてきたトーマスとアーセナルの現行契約は2025年6月までとなっており、1年を切っている。同選手の去就は大きな注目を集めており、インテルとユヴェントスなどセリエAのクラブが興味を示しているという報道も浮上している。 そんななか、同メディアによると、アーセナルは今シーズンの同選手の調子の良さに満足しており、クラブはトーマス陣営と交渉を開始する準備をしているという。アルテタ監督とコーチ陣はトーマスのことを高く評価しており、2年契約を提案する可能性があるとのこと。 今夏もサウジアラビアへの移籍が噂されたトーマスだが、同選手の1番の優先事項はアーセナルでプレイすることのようで、アーセナルが延長を希望すればスムーズに合意に至ることもあるだろう。 今シーズンはここまで公式戦8試合にスタメン出場を果たしているトーマス。ここまでは印象的なプレイを見せており、堅守を誇るアルテタ・アーセナルの中盤で欠かせない役割を担っている。今シーズンこそ、怪我なくシーズンを通してプレイしてほしいが、1年を切った同選手の去就にも注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部