チェルシーを指揮するマレスカ監督はDFチルウェルの退団を示唆 「彼はプレイタイムを確保するためにもクラブを去った方が良い」
昨季はリーグ戦の先発出場がわずか9試合に
チェルシーに所属するイングランド代表DFは今夏退団する可能性がある。 今季から新たにチェルシーを指揮することとなったエンツォ・マレスカ監督はクラブに所属するイングランド代表DFベン・チルウェルの今夏限りでの退団を示唆したようだ。『BBC Sport』のニザール・キンセラ氏が伝えている。 【動画】チルウェルのチェルシーでの初ゴール 「私はチルウェルのプレイスタイルが好きだ。しかし問題は今のチェルシーで彼が適性ポジションをなかなか見つけられていないことだ。彼は自分自身のプレイタイムを確保するためにも、今夏の移籍市場でクラブを離れた方が良いだろう」 新監督から事実上の戦力外通告を喰らったチルウェル。イングランド代表としても21試合に出場するなど実力は申し分ない同選手だが、マレスカ監督就任以降は同監督システムには合わないと度々言われており、退団の可能性が急浮上していた。そんなチルウェルだが、近年は怪我に悩まされているのも事実。直近の23-24シーズンも怪我の影響でリーグ戦は先発出場が9試合に留まっており、その稼働率の悪さは疑問視されてきた。 現在27歳で実力は間違いないチルウェルだが、監督のプレイスタイルとのミスマッチや稼働率の悪さも相まって、今夏の移籍市場でチェルシーを去ることは既定路線なのかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部