ジャンポケ斉藤「ロケバス事件」から70日超、イジるのは爆笑・太田だけ「吉本芸人は完全沈黙」の深いワケ
■爆笑問題・太田は「はぁ~い!」連発
10月12日に放送された大型特番『お笑いの日2024』内では『ラヴィット!』(ともにTBS系)の人気企画「出会い頭-1グランプリ」が放送された。 太田はこの企画にサプライズゲストとして出演。客席からスタジオに乱入する形での登場となったが、斉藤の代名詞とも言えるギャグ「はぁ~い!」をやり、スタジオの吉本芸人からツッコミを入れられ、最終的にはケンドーコバヤシ(52)が馬乗りになって制止するという展開となった。 また、12月8日放送の『THE MANZAI2024』(フジテレビ系)では爆笑問題が大トリを務めたが、漫才の中で『M-1グランプリ』の話題になると、太田が「誰が優勝するかと同時に、今年は審査員席も注目ですよ! 何があったか知らないですけど」と言い、田中裕二(59)から「わざとらしい!」とツッコが入る展開に。 さらに太田が「噂によると1つ空いているらしい」「もしかしたらこのタイミングで帰ってくるって」と、ダウンタウン・松本の復帰をほのめかすと、客席からは「えぇ!?」と驚きの声が上がった。太田は続けて「噂だから!」と注意するも……直後に「帰ってくるのか! ジャンポケ斉藤! はぁ~い!」とオチをつけ、爆笑をさらった。 民放キー局関係者は言う。 「斉藤さんの名前を出して、イジっているのは太田さんだけという感じですよね。『お笑いの日』でもそうでしたが、吉本の芸人たちはそんな太田さんを笑いつつも制止するだけで、この件には触れようとはしません。 実はそれには理由があって……斉藤さんの件は現状、いまだ捜査段階にあるからなんです。だから、触れられないと。被害女性と斉藤さん、双方の主張にも食い違いがありますしね」
■吉本芸人が「ジャンポケ斉藤」に触れないワケ
警察の調べに対して斉藤は「軽率な行為で相手や家族に迷惑をかけたことを反省している」などと供述。一方の被害者の女性は「許すことは絶対にできません」と話していると報じられている。 斉藤の妻でタレントの瀬戸サオリ(36)は10月7日にインスタグラムを更新し、一部事実と違う報道があったと指摘。《一方的な行為ではなかったことを伝えている状況でした》と双方の同意があったとも綴った。 これを受けて10月9日、被害女性が弁護士を通じて声明を発表した。 《今年の7月に斉藤氏から性被害に遭いました。そのことで心身ともに深く傷つきました。その傷は今も癒えていません》とし、ネット上でのいわれのない誹謗中傷や本人を特定する動きがあると指摘。 そのうえで《斉藤氏の家族から私に『行為があった』と、まるで私に非があるかのような事実と異なるコメントが出されたことが、それに拍車をかけています》とした。 「今はまだ警察の捜査が続いている状況。ですので、現段階では斉藤さんが白か黒かは明確にはなっていないんです。結論が出るのは年明け、1~2月頃になると見られていて、書類送検だけで済むのか、逮捕・起訴まであるのか……まだわからないような状況だといいます。そんななか、斉藤さんが所属していた吉本の一部の芸人は今の状況が分かっており、だからこそこの一件にいっさい触れないようにしていると見られています。 ロケバス内で行為があったのは間違いなく、被害を訴えている女性がいるので大々的にはイジれないでしょうが、書類送検だけで済むようなら、いずれは“あいつは本当にクズなんですよ”と多少はネタにもできるのかもしれない。ただ、“黒”となってしまうと、絶対にイジることはできないですよね。 そういった事情があり、吉本芸人は斉藤さんについて言及することはせず、事情を知らないであろう太田さんだけがネタにしていると言われていますね」(前出の民放キー局関係者) 行為に及んだことは認めている斉藤だが、どのような審判が下されることになるのだろうか――。
ピンズバNEWS編集部