「ボランティア無くして復興はない」…豪雨被害の奥能登にボランティア続々
能登半島地震の被災地に無常の雨
浸水した仮設住宅から家財道具を運ぶボランティア
FNN取材団記者: 甚大な浸水被害があったこちらの仮設住宅では、県が派遣したボランティアが住民のニーズに合わせて作業を進めています。 輪島市宅田町の仮設住宅では、すぐ隣を流れる河原田川が氾濫。142戸あるほとんどの住宅が床上浸水の被害を受けました。今年6月から入居が始まり、321人が身を寄せるこの仮設住宅。能登半島地震からの生活再建の要として機能し始めたばかりでした。 仮設住宅に住む女性: 地震はその一瞬だけど、雨ってじわじわってどうしようもないのが押し寄せてくる。その後も泥そうじとか…。 度重なる災害で途方に暮れる中、ボランティアの存在は精神的な支えにもなります。 仮設住宅に住む高齢男性: こんなのわし1人じゃ、どうしようもできん。助かりました。
仮設住宅に住む男性: きょうしてもらえて助かりました。ボランティアなくして復興はない。 石川県によりますと今回の雨で床上まで水につかった仮設住宅は、6カ所533戸あるということです。 輪島市の坂口市長は、復旧に時間がかかる場所については集団避難させる方針を示しています。
石川テレビ