Jリーグ“最強”クラブは? パワーランキング12位。成績だけが…。順位も人気もJ1レベル
サッカークラブの持つ影響力は単一の尺度で測れるものではないが、複数の指標から見えてくるものもある。今回はJ1、J2、J3の全60クラブを対象に、成績、人気、育成、売上の4つの指標を抽出して数値を組み合わせてランキング形式にした。果たして、最も“力のある”Jクラブはどこなのだろうか。 ※見出しの括弧内の数字は、各項目の1位(最高位)を60ポイント、60位(最下位)を1ポイントとして降順で計算した合計値
12位:清水エスパルス(192) 2023リーグ戦成績:4位(J2) 2023リーグ戦平均入場者数:1万4393人(13位) 2023シーズンホームグロウン人数:10人(5位タイ) 2022年度営業収益:約50億8700万円(9位) 今季からJ2に戦いの場を移した清水エスパルスは、開幕7戦未勝利という低迷から巻き返しに成功し、最終節で引き分けて自動昇格を逃した。プレーオフでも東京ヴェルディに土壇場で追いつかれ、来季もJ2で戦うこととなった。 とはいえ、他の指標はJ1にいてもおかしくない水準にある。J1で戦った昨年度の営業収益は全体9位。さらに、今季の平均入場者数は全体13位で、その下にはJ1クラブが6つもある。コンスタントに1万人以上を動員したことに加え、第26節のジェフユナイテッド千葉戦を国立競技場で開催し、4万7628人を動員したことも入場者数が伸びた一因になった。 サッカー王国の名に恥じないアカデミーを有しており、今季開幕時点では10人のホームグロウン選手が在籍している。アカデミー出身の北川航也や西澤健太、宮本航汰、高卒で清水に加入した白崎凌兵などが活躍している。
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