加賀料理と車窓に乾杯 金沢-富山間、地酒飲み比べ列車
石川、富山両県の連携事業「石川・富山地酒飲み比べ列車」は7日、金沢~富山駅間で運行され、県内外の参加者約60人が加賀料理と車窓風景を肴(さかな)に12種類の地酒を味わい、1時間半の列車旅を楽しんだ。 並行在来線の利用促進を目的に、11月の富山発コースに続き開催された。 座席間にテーブルを取り付けたIRいしかわ鉄道の電車が金沢駅を出発。1号車は能登復興応援酒など石川の酒、2号車では富山の酒各6種が出された。 県境を越えた後は両県の酒を入れ替えて提供した。料理は料亭「大友楼」による鯛の唐蒸し、治部煮、能登牛押しずしなどの特製弁当が用意された。